ツルツルスルツカヤ

深夜3時というとんでもない時間に風呂に入った僕はフィギアスケートを見た。安藤美貴は4回転に失敗してこけまくっていた。5時だか6時だかになると最終組が始まった。ショートプログラム1位通過のコーウェンに、みんなでこけろこけろと念力を掛けていたら、本当にこけてしまった。荒川がこれ以上ないと言う演技で華麗に1位に立つと、大トリのスルツカヤにも僕らは念力を掛けた。そしたらまたこけてしまった。こんなことがあってもいいのだろうか。そんな訳で、荒川静香は僕らの援護射撃の甲斐あって見事に金メダルを手にした。ほぼ徹夜して見て良かったと思う。そんなわけで僕は金メダルの興奮の余韻に浸りつつ、14時だか15時だかまで寝た。つづく。