朝起きると、ふと起きてしまった事を後悔するような鬱に襲われる時がある。
このままずっと寝ていれば(=氏んでしまえば)、
苦しみの無い世界にずっと居られたのにと…。


そういう時はだいたい2つの条件がある。
1つ目は、起きたその日に何も楽しい予定を立ててない時。
2つ目は、その日見た夢が楽しいモノだった時。


夢と幻想の世界から引きずり出され、
否応が無しに、現実の世界のサバイバルへと引き戻される。
そこで上手く戦う術を持てない僕は、
どうしようもなく不安になり、そして切なくなる。


今日も漠然とした形に過ぎない曖昧な願いだけを胸に、
自分が落ちていける場所を求めてさまようのだと思う。


若さというのは、現実に上手く自分を馴染ませることができない、
そういった類の危うさだとか、脆さなのかな。と、時々思う。